寺将会の報告(7月10日)

寺将会の報告(7月10日)

7月10日に寺将会が開催されました。
今回も常連のお客様あり、新規のお客様あり、そしていつも通りの熱い対局ありの、あっという間の2時間の例会でした

寺将会の報告(7月10日)

さて、今回は寺将会での将棋の内容を紹介したいと思います。
こういう将棋の場があることは告知でわかっても、内容とかレベルとかがわかんないと、なかなか足を運びづらいですもんね。

ここから少し専門的な話になります。
「何言ってんるんだ!意味がわかんないぞ!」という方は、身近な将棋好きのおじさんに聞いてみるか、当ホームページまでお問い合わせください。

おじさんに聞いてみたり、当会までお問い合わせいただければ、寺将会のレベルや方針がご理解いただけるんじゃないかなぁ~と思います。
それも煩わしい!という方は中途の説明はさらっと流して、最後の結論だけをご覧ください。

 

それでは前置きが長くなりましたが、この日の将棋の一口解説です。

  1. 相掛かり先手5手爆弾の将棋。
    この将棋は5手爆弾を仕掛けたお子さんに、なぜ5手爆弾が成立しないのかを丁寧に説明しました。
    78金と32金の必然性をお伝えしたしだいです。
  2. 先手居飛車VS 後手中飛車の将棋。
    先手が右辺での押さえ込みに成功した後、中央からアヤを求めて反発した後手の攻めをいなし、玉頭のこびんからの攻めで居飛車が見事即詰みに。
  3. 銀冠穴熊VS四間飛車の将棋。
    銀冠穴熊が固まり切る前に振飛車が反発。
    火の出るような激しい攻め合いの見応えのある終盤戦を繰り広げました。
    この将棋は大人同士の対局だったのですが、子どもたちも興味津々で感想戦まで熱心に聞き入ってました。
  4. ルールは知っているものの、戦法などはまだまだこれからといった様子の将棋を初めて半年足らずの子との将棋。
    序盤でぶつかった歩はまず取る手から考える。
    戦いの前にまずは王様の守りを固める。
    飛車角の大駒だけで攻めるのではなく、必ず歩を絡めて攻める。
    …といった将棋の基本的な考え方から説明しながら指しました。

 

といったように当会は、初心の初心者から有段者が雑多に入り混じった集まりです。また対局後は感想戦の時間を設けており、指したら指しっぱなし、ということはありません。その対局から各々が何かしらの収穫を得て欲しいと考えております。

結論。
当会は棋力に関係なく誰にでも楽しんでいただける集まりです。
基本的なルールさえマスターしておられれば、老若男女を問わずどんな方にも楽しい時間を過ごしていただけると思います。

そんな楽しい寺将会、次回は、
7月29日
16時~18時 東別院2F 法中室
にて開催いたします。