真宗大谷派 金沢別院のあゆみ
真宗大谷派金沢別院は、ひろく「東別院」と呼ばれ、宗祖親鸞聖人があきらかにされた念仏を聞法する道場です。
金沢別院の歴史は戦国時代にさかのぼります。
天文15年(1546年)加賀国石川郡の門徒衆によって、いまの金沢城跡地に建立された「みたう(御堂)」に始まります。「みたう」には、本願寺第10世証如上人から、木仏本尊・親鸞聖人御影などが授与され、本格的な寺院であったことがわかります。やがて一向一揆の拠点となり、「御山(おやま)」と称されるようになりました。
天正8年(1580年)織田信長の将柴田勝家勢の攻撃をうけ、ついに陥落しました。その後、金沢城に入った前田利家と和睦、再興がなりました。
慶長7年(1602年)第12世教如上人が東本願寺をおこすと、これを支持する加越能三カ国の門徒衆が新たに御坊を建立、「東末寺(ひがしまつじ)」として出発することになりました。寛永11年(1634年)現在地に寺基を定め、たびたびの炎上をのりこえ、よく復興を遂げました。
現在の本堂は、昭和37年(1962年)焼失後、同46年に完成しました。焼失をまぬがれた大門(同32年竣工)楼上天井には木村杏園の描く龍図があります。鐘楼堂の旧梵鐘は天文14年(1545年)の銘を有しています。
東別院は、いまの時代のもつ課題を受けとめ、生命の尊さを語りかけていきたいと考えています。
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年中行事のご案内
1月1日 | 修正会 AM0:30~ |
3月20日 | 万人講法要 PM1:00~ |
3月 | 春彼岸特別法要 AM11:00~/PM1:00~ |
4月第3土曜日 | 花まつり AM10:00~PM3:00 |
6月26日~28日 | 特別永代経会 PM2:00~ |
7月13日~16日 | お盆会 |
7月24日~28日 | 暁天講座 |
9月22日 | 秋彼岸特別法要 AM11:00~/PM1:00~ |
11月13日~18日 | 報恩講 |
12月31日 | 歳末勤行 PM0:00~ |
12月31日 | 除夜の鐘 PM11:30~ |